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大学生の論文執筆法 (ちくま新書)
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| 商品カテゴリ: | 一般教養,雑学,実用知識,学習
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| セールスランク: | 121717 位
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| 参考価格: | ¥ 777 (消費税込)
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大学生の「2冊目」の論文教本としては有効
大学の生協などでは他の「論文の書き方」本と一緒に並んでいるが、内容は他のものと少し違うと思う(「思う」としたのは私がそれらを全て読んでいるわけではないから)。
他の書き方本が、論文作成の手順、論理・文法、その他諸々のルールなど基本的な点を重視しているのに対し、この本はそれらはハイライトにとどめ、もう1ステップ先の話をしている。
だから別の本で基本的なところを抑えた人が「2冊目」として買う分には有効だと思う。
内容もかなりズバリと言っている感じが痛快でいい。
批判は2つ。
まず、タイトル。
「大学生の」というには本著は少し語弊があると思う。
詳しく言うならば、「文系の、それも文学系の、学問に対する志が高く、なおかつある程度論文作成法の基礎的な部分を押さえた大学生の」論文執筆法である。
それ以外の人には別の本がいいと思う。
社会科学系の学生である私もタイトルにだまされた感がないわけでもなかった。
まあ、それも作者側の戦略であってだまされた方が悪いといえばそうなのだが…。
もう1つは文体。
筆者としては大学生のレベルに合わせたわかりやすい口調で説明しているつもりなのだろうが、論文教本なのだから、文中で一度は筆者の「本気の」文体をみたかったように思う。
石原先生に感謝!
現代において、文学研究とはどのように進めるべきものなのか?この疑問に大変具体的かつ戦略的に教えてくれる、素晴らしい本でした。
独特のユーモアを交えた文体のおかげで、決して難易度の低くない内容にも向き合うことが可能になっています。
国文学を学ぶ学生には特にお薦めです!
説教くさいが正論
成城大学から早稲田大学教育学部の教授に出世し、人気講師となった石原千秋の本。
今年はレポート書く授業が多いし、自分の大学にいる教授だしって事で買ってみた。
基本的に現代の大学生に対する説教が多い。まぁ間違ったことは言っていないので、「勉強しなきゃな」と若干危機感を煽られる感はあるが、くどいとも言える。
この題名に近い新書は数限りなく出版されているが、この本はレポートの構成などを事細かに説明する本ではない。
筆者が言う「うまい文」を例に挙げて行く手法。
まとめちゃえば「二項対立」を意識して書きなさいってこと。
この本から得たのは、論文執筆法よりも「勉強するなら大学生の今が一番だ」と言うことだけ。
自分が今何をしたいのかわからない大学生のみんな。
この本の第一部を読んでみましょう。
勉強するなら「今」しかない。
本を読むのも「今」しかない。
知的大学生を目指す。
結論から。この本は知的な大学生活を送る上で非常に役に立つ。
「大学生の論文執筆法」と銘打った本。
最初はレポートや評論をうまく書きたいが為に購入。
■ 「『このように』や『そのように』の多い文章は推敲の足りない文章の典型」
■ 大学のレポートでは人間としての君たちを知ろうとは思ってはいない。知りたいのは君たちの思考である。
?優等生的レポートじゃなくて、自分の意見をしっかり論証させたものを出すべきなんだ。
■ いま、大学生がやらなければならないことは、まず一本だけ線を引いて、シッカリ二項対立を使えるように訓練することだ。
?なんとなくはやってたけど、意識してこそ大学生のレポートだな。
もう少し多くを期待していたが、以上三つが目的を果たす。
読み始めは精神論が多く「そんな話を聞くために読んでない」と思った。でも以外にいいお説教だったりした。
■ 余った時間を携帯や合コンなどの遊びにすべて使うような学生は、今すぐ大学を辞めなさい。
■ 知ったかぶりは若者の特権だ。
■ 文科系の大学生は教室の外、つまり本で学ぶもの。
■ 新書で、月に三冊は専門以外の本を買っておくことを勧めたい。
また第二部は様々なテーマの評論を分析し、その書き方の体系を示す。
ここでは自分の好きな国家論やアイデンティティの話がジャストに決まる。
参考になり、興味に合う部分の付加価値が大きかったので、自分が求める論文執筆法の記述が少ないのを差し引いて☆四つの評価。
論文執筆と研究のための方法論
前半はかつて『ユリイカ』(2004年3月号)「論文作法」に載った「秘伝 人生論的論文執筆法」の加筆修正版。具体的な論文作法が(マス目の使い方、ホチキスの使い方のレベルまで)書かれている。
後半は、論文執筆法というよりは研究の方法論について書かれている。筆者はその方法を「たった一つの方法は線を引くこと」とし、「二項対立」の方法を優れた他人の論文を題材に伝えている。
タイトルには「大学生の」とあるが、多少なりとも学術的な文章を書く機会がある人には大いに参考になる。
また最近の石原氏は(前からか)自分が他者からどのように見られているかを承知して書いているので、変な謙遜や傲慢さがなくて良いと思っている。
筑摩書房
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