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三国演義〈第2巻〉 (講談社文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 358054 位
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簡雍曰く
劉備はお人よしでも、芝居上手の偽善者でもない。
「信念と事実、芝居と現実、善行と悪徳を超越したところが、彼の傑物たる所以だ」
簡雍はいう。それは皇帝的な発想と姿勢だと。難しい話でしたが、はじめて劉備の凄さが垣間見えた気がします。
第2巻には、劉備が病床の劉表から荊州を譲りうけることを辞退する有名なシーンがあるのですが、安能氏は、この辞退には実はしっかりとした理由があったのだと解釈しています。一般的に辞退の理由は「仁義」もしくは劉備の空遠慮なのですが、この作品は全然違います。本気で拒否しています。さらには、荊州乗っ取りを勧める孔明の方を「青臭い」と批判しているのです。
この解釈には目からうろこが落ちました。益州は乗っ取っているのに、なぜこのとき荊州を劉備がとらなかったのか、ようやく腑に落ちた感じです。
天才軍師ではない孔明の動きも新鮮味があり楽しいです。
奇抜な発想、考えさせられます。
遅々として進まないと思いきや、
かなり早く進みます。
解説も入っている三国志ですの
で、なかなか進まないかと思わ
れがちですが、結構速いペース
で進んでいきます。
この巻では、劉備が人材集めの
ために、諸葛孔明を三顧の礼で
尽くしています。
相変わらず、出てきたと思った
人物がすぐに死亡となるのもど
うかと思いますが、それは仕方
のないことですね。
展開も早いような感じがします。
それと、会話が軽いのが気にな
り、ほかの説明文も軽い説明で
す。歴史を感じさせる重さのあ
る説明ではありません。
それを考えると、おすすめでき
ない可能性もあります。ただ、
それだけの理由なので、気にな
らなければおすすめしても問題
ありません。
三国演義なので、蜀よりなのは
わかりますが、この作者の劉玄徳
はかなりいやな人間に見えるの
は気のせいでしょうか。
講談社
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